CICLOREのミッション:
「一生楽しめる」自転車を提案し、自分サイズの豊かな生き方を実現。
CICLOREのスタイル:
フューチャークラシックス(未来にも価値が生まれるスタイルをつくる)
初めて本格的なスポーツ自転車に乗ったのは14歳でした、当時(1980年代中頃)は国産自転車メーカーが最後の黄金期を迎えていてロードレーサーからツーリング車、黎明期のマウンテンバイクまでほぼ全てのメーカーが全車種を取りそろえていた時代で、私の愛車はブランドが消滅してしまったセキネの「バルボア」スポルティーフでした。
中学生だった私は自由になるお金は有りませんでしたが毎月発売されるサイスポ誌を欠かさず購入し情熱と憧れの眼差しでショップの広告に至るまですべての情報を記憶するように読んでいました、恐らくこの当時の衝動が現在のシクローレのモノ造りに繋がっているのだと思います。
大学卒業後に選んだ仕事はアパレルメーカーでしたが、ファッション産業の中でも特異なカテゴリーとなるメンズドレスアイテムを扱う会社でした。20年以上のキャリアを通じ流行よりもルールやマナーを重視する世界で叩き込まれたのはスタイル(価値軸)を持つという事でした。
少年期の自転車もファッション業界時代も考古学の様な掘り下げるスタイルで対象の世界を広げてきました。シクローレというプロダクトはこの掘り下げと再解釈を繰り返しながら生み出されています。
一級建築士です。2001年に東京芸術大学院を修了した後、私の先生が北京にある清華大学美術学院の客員教授に就任した関係で、その研究室の助手として北京での生活が始まりました。2001年から2025年で、中国のGDPは220兆円から3000兆円に成長しています。数字だけではお伝えできない様な大きな変化が、この25年の間に起こりました。建築士として、都市が変わるその過程に参加できたのは非常に運の良い光栄なことでした。ただ、その忙しさの中で体を壊しました。結婚して子供ができた時、未来の生活がどうあるべきかをそれまで以上に真剣に考える様になりました。健康で豊かなサスティナブルな生活をどの様に実現していくのかと。
通勤に自転車を使う様になりました。渋滞の酷い北京を自由に移動する。体重も落ち睡眠も取れる様な体になりました。中国でも、都市計画の仕事ではSDGsを考え、人の生活、都市のあり方双方の「健康」について考える様になるのです。
自転車は、人にも街にも優しい。そして楽しい。100年間その姿をほとんど変えていない自転車が、未来の生活や都市の中でも活かされていく。ただその為には自転車に纏わり付いた「便利なだけで退屈な乗り物」という既成概念を変えていかなければいけません。自転車に対する新しい見方、付き合い方を提案する必要があります。その様なことを考える中で、REをつくることになったのです。